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≪伝説・言い伝え≫
温羅伝説(うらでんせつ)

【 岡山県 総社市(そうじゃし)】

 昔々、吉備の国に異国の王子が舞い降り、名を温羅といいました。
 その大男、両目は虎か狼のようにらんらんと輝き、髪や髭はぼうぼうとしていて、性質は極めて凶悪でした。

 温羅は備中国新山に居城を築き、西国から都へ送る貢物などを略奪したり、気に入らぬ者は大きな鉄の釜に投げ込んだことから、人々は温羅を鬼神と呼び、その居城を鬼ノ城と呼んで恐れました。

 温羅の悪行にたまりかねた人々は、朝廷に退治をお願いすると、さっそく武将が送り込まれたが、ことごとく破れ去ってしまいます。
 そこで白羽の矢が立ったのが、武勇に優れた吉備津彦命で、大群を率いて温羅との戦いに挑みました。

 吉備津彦命との激闘の末、温羅は捕らえられ首がさらされましたが、その首は何年たっても大声を出して唸り続けたため、吉備津彦命は吉備津神社の御釜殿の土中深く首を埋めさせましたが、なお十三年間うなり続けました。
 
 ある夜のこと。吉備津彦命の夢枕に温羅が立って「これまでの悪行の償いとして、釜をうならせて世の吉凶を告げよう」と言いました。
 これが今に伝えられている、吉備津神社の鳴釜神事です。

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鬼ノ城(きのじょう)

桃太郎に退治された鬼のモデルとなった温羅伝承の城。

【住所】岡山県総社市奥坂

 

吉備の国(きびのくに)
   
現在の岡山県の全域などの地区

備中国新山(びっちゅうこくにいやま) 
   現在の岡山県総社市奥坂地区


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